坊主対決

なにもしないで、午後ずっとアガシとブレイクの試合を見てしまいました。
だって、すごいんだもん。


試合が始まったときは、時々テレビを見る程度。
アガシが押されていたから、買い物から帰ってきたら
勝敗はほぼ決まっているかもしれないと思いつつでかけました。


買い物から帰ってきたときは、アガシは完全にあきらめモード。
解説者にもはっきりそういわれていたのに、
突然、アガシの反撃モードスイッチオン!!


それからは、もう目が離せません。
ブレイクも負けてはいないから、面白くて。
最後タイブレイクまで持ち込んだ時は、見ている私も姿勢を正してしまいましたよ。
試合が終わったとき、観客も選手も大満足という雰囲気が漂っていました。
現地時間は夜中の1時をすぎているというのに・・・

解説の柳さんに「ヘアバンド好きじゃない。
江戸時代の魚屋さんみたいだから」といわれていたブレイク。

工事現場にも、すっとマッチしそうな雰囲気。
やっぱりヘアバンドはまずいです。
ヘアバンドをしていないアガシは、タオルで汗をふくとき
つるんと頭全体を拭いて、実に気持ちがよさそうに見えたけどね。


どちらが勝ってもおかしくない試合だったので
最後の方は、二人両方に声援を送っている感じになりました。
二人ともいい味だしていたから、残って欲しかったなあ。
ブレイクが敗退したのは、本当に残念です。
でも、いい試合が見れてすごく満足です。


テニスって終わったあと、自分のものは自分で片付けるんですね。
アガシが脱ぎ散らかしたウエアを床から拾ってはせっせと
ビニール袋に入れている姿は
ちょっと哀愁が漂っているように見えたのは私だけでしょうか。
子どもが散らかしたおもちゃをお家でもああやって拾っているとか?!
若者ならいいんだけどね。
フルセットだったし、疲れていると思うとなおさらね。


そういえば、殿はイスの肘掛に脱いだものを置いていたっけ。
スイス人は散らかすことはしないんですね。
さすがです。