濃密な3日間

1日からちびの受験に付き合っていました。
3年間塾に通ってちびなりに一生懸命にやってきました。
いろいろと犠牲にしたこともあります。
その結果がでる時期がとうとう来ました。


早く終わってほしいような、終わってほしくないような・・・
複雑な気持ちがずっとありました。
結果を見るのが怖かったんです。


合格判定模試の結果が芳しくなかったせいでもあります。
ちびの成績なら、合格をひとつもらえれば上出来だと思っていました。
ただ、全滅だけは避けたい。
そう思って2月1日を迎えました。


始まってしまえば、もう最後まで走りきるしかありません。
無我夢中の3日間でした。
親は子どもの試験中、居眠りだってできるんですが
何故かヘトヘトになってしまうんです。


1日は雨の中、遠くの学校の午後受験までしましたから
体力的にヘロヘロ・・・
こんなとき、親より子どもの方がしっかりしているもんですね。
1日に4科目の試験を2回受けて疲れているはずなのに
泣き言ひとついいません。
家に戻っても、翌日受験する学校の過去問の復習・・・


この3日間、電車を乗りまくりました。
その間、勇気をくれたものがキットカット電車。
車内広告がすべて受験生向けのメッセージ。
ちびもじっと眺めていました。


おかげさまで、ちびは1日の午後受験の結果を皮切りに
次々と合格をいただき、今日入学手続きの振込みも済ませました。
塾の先生にも「本番に強いのかな。」なんていわれて
ちびもうれしそうでした。
お世辞でもうれしいものです。
今、ちびはのんびりとDSのどうぶつの森をしています。
「もうこれからテレビはゆっくりみられるんだね。」
そんなことをMステをみながらつぶやいていました。


今までいろいろと我慢してきた分、今日からしばらくのんびりと
過ごしてほしいと思っています。
でもね、これはゴールじゃないんだよ。
ここからスタートということを忘れないでほしいものです。
(ただし、母にとってはゴールです。塾弁も送り迎えもおしまいです。)