ペケルマン監督、アイマールが元の調子に戻ればW杯に呼ぶと認める

日刊紙“オーレ”でインタビューを受けたペケルマン監督は「代表に呼ばれたときに活躍するためには、バレンシアで戦い、彼の本来の実力を取り戻さないとダメだ」とアイマールを叱咤した。そして来年6月に行われるW杯まで、もうあまり時間がないことも強調する。

「彼の実力を疑っているわけではない。しかし彼はその力を見せなくてはいけない。それにもう時間もない…。W杯が近づいたときには、理想的な体調でいなくてはだめなんだ。全ては彼次第だよ」と厳しい言葉をかけるペケルマン監督。

監督はさらに、先日のコンフェデレーションズカップでも、アイマールの体調を向上させるためにも彼を招集したことを告白している。それでも、代表でレギュラーが保障されている選手などいないとの見解を示す。

「我々はドイツに向かって大きな一歩を進めた。しかしアイマールはまだ最高の状態ではない。彼はこれからに向けて大きく前進するためにも、大きな至芸が必要なんだ。パブロは偉大な選手だが、代表でも力を見せなくてはならない。誰もポジションは保障されていないのだから」。

アイマールはバカンスを終えて、8月1日の予定を早めて一足早くバレンシアに合流した。すでに練習を始めており、キケ・フローレス監督が休日と決めた日にも、元気に練習を行っている。